【 天竜・百古里 】 迷路林道の謎を解き明かせ! – 4


引き続き、天竜・百古里の探索レポート。

前回のレポートまでのルートを
地図にするとこんな感じ。

ほんと迷路状態。

というか、林道 百古里線の本線って、
どこまでなんでしょう?

毎度おなじみの浜松市の白看板がどこにも
見当たりません。

まぁ、それは後で考えることにして、
今回は、上の地図でいうと、分岐から⑥方向へ
進みます。

山頂付近へ続いていると思われる、⑥の登りルート。
結構楽しみです。

雨水溝があるものの、そんなに走りにくくはありません。

排水溝の横に奇麗に並べられた石が。
人の手がよく入っている証拠ですね。

右へ分かれる道がありましたが、
非常に怪しいので今回はパス。

しばらく走ると右手に、

展望台らしきものが。

創った人の気持ちは分かりますが、
登るにはちょっと勇気がいります。

道を挟んだ反対側には、

ハイキングルートのようなものが。

「○×菩薩」

草で覆われてよく読み取れません。

展望台を通り過ぎてすぐ、

地を這う大蛇が!?

じゃなくて、倒木でした。

そして、

また分岐。
本線は直進っぽいので、左の⑦へ行ってみます。

分岐の端に
『役の行者』と書かれた案内板らしきもの有り。

フラット気味なダートを登っていくと、

ちいさな神社があります。

鎮座されているのは、「神変菩薩」

聞いたこともない名前だったので、
ネットで調べました。

「役の行者」というのが生前の名前で、
修験道の開祖や山岳信仰の第一人者として、
死後も民衆から厚く信仰されていたため、
18世紀末に当時の天皇から「神変菩薩」という、
諡号(しごう)を送られたとのこと。

いろいろと勉強になる、林道探索です(笑)

ダート道は、神社の横を通ってまだ続いています。

すこし走ると、

右にシングルトラックが分岐しています。
方向的に本線に合流しているかも、と思いましたが、
場所柄、もしかしたらハイキングルートになっている可能性も
あったので、進入は止めておきました。

直進はすぐに行き止まりだったので、
分岐まで戻り、残りの本線の探索へ。

左へ行くと「神変菩薩」への分岐にもどります。
今度は直進。

ほぼストレートで緩やかな下り勾配を進むと、

左に分岐。

「神変菩薩」からのシングルトラックは、
ここに繋がっているかも。
草木が少なくなった季節にまた探索しましょう。

本線はこの後、

左へ大きくカーブ。

そして右へも大きくカーブして、

ゆっくり下り、

左に合流先らしい道が見えてきます。

ダートはコンクリ舗装に変わり、

合流。

合流後の左は、

もしかしたら前回のところに繋がってる?

右は、

森の中を下る道。

とりあえず、
この舗装路を行き着く先までいってみることに。

暫く走って、ようやく迷路から脱出。

合流する舗装路は、県道389号線。

道端に立派な道しるべ。

「若杉家の屋敷跡」

説明文を読んでみます。

ふむふむ。
昔、百古里街道ってのがあったらしい。
そして、今探索している山は「三丸山」らしい。
なんだが、栄枯盛衰、感慨深いものがありますな。

ここまでの
今回探索したルートを地図に付け足しました。

あ、
県道389号に合流する舗装路の奥がまだでしたね。

その模様と第三ステージの探索は、
また次回に。