壁の向こう側へ・・・break on through to the other side!!


”人間は・・・苦しみに意味が与えられる限り、
それを欲しがり、それを探しだす”

フリードリッヒ・ニーチェ

オフロードバイクの醍醐味はいろいろあるけど、
ヒルクライム”というのは、とりわけ
人の心を魅了する”何か”があるような気がする。

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奇麗な人がいたら、自然と目がいってしまうし、
かわいい女子○学生がいたら、自ずとアクセルを煽ってしまう。

パンや牛乳は、最前列にあるやつより、後ろ側から取り出して
レジに持っていく。。。等々

それらと同じように、
高いところがあったら、
登ってみたい衝動に駆られてしまうのは、
人間である性なのかもしれない。

そんなヒルクライムの魅力に取り憑かれて、
絶壁のような崖を登るだけの競技も世の中にあるという。

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『Widowmaker』

人生の壁はなければないほうが良いが、
オフロードバイクに乗ってると、
それは逆にあればあるほど、嬉しくなる。
(程度にもよるが)

目の前の立ちはだかる”壁”

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それはあたかも、それを登ろうとする者に対して、
あざ笑うかのように、鎮座し、
挑むものへ無意識の圧迫感を与える。

”お前には無理だ。諦めろ!”

それは神の声の如く、己自らが無意識に発した、
自己防衛たる叫びなのか。

”お前は一人では何も出来ないのか?”

仲間にフォローされて登頂しても、
その神(心)の声は、尚も強く、そして深く、
心に響いていく。。。

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林道探索をしていて、最近ちょくちょく遭遇する、
この”ヒルクライム”だが、その先に何があるか見たいのに、
行けないのは、とても悔しい。

はっきりいって、

楽しくない”のである。

スタンディングして膝を前に入れて、上体を前に持って来る

でも、それだけじゃ、
リアタイヤにうまくトラクションがかからず、失速。
もしくは、バイクの動きに体がついていけず、
バイクがまくれてしまう。。。

そんなもやもやした最近。

前回、いろんなヒルクライムを体験して、

ん?

あれ?

なんかえらくグリップする!?

もしかしてこれか??

という瞬間がありました。

うまく言葉で説明できないのですが、
先の文面に加えて、

足を突っ張って走る(ステップに荷重をかける)ような感じ。

大手を振って、ヒルクライムと呼べるような壁では
ありませんでしたが、
登頂付近では、映像でよく見る、巧い人がフロントアップ
しながら着地するようなものが、すこし出来た気がします。

それと、大先輩の”川憎さん”から、
操作しやすいハンドル位置のレクチャーを受けたので、
年末にハンドル位置の調整をしてみるつもり。

すこし分かりかけた感覚を忘れてしまわぬように、
年内に同じルートを再挑戦しよう。

そう、それはまさしく

向こう側へ突き抜けろ!

break on through to the other side…

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龍山・和山間峠周辺の林道群 – オッボーキ/地八/地八支線林道


旧龍山村の林道レポートも終盤です。

最近、詳しいルートを提供できない所ばかり
走っていますが、林道情報もちゃんと継続的に
アップしていきますので、これからも
乞うご期待?ください。

ということで、今回から、旧龍山村の北側に位置する、
「和山間峠」周辺の林道をご紹介。
下の地図で位置関係などを参照してくださいね。

龍山マップ(西側)

この辺りは屈強なゲートで通行出来ない箇所も
ありますが、わざわざゲートを突破しなくても、
そこそこの距離で楽しめる林道がたくさんあります。

まず最初は、以前レポートした、
林道 ハサカ山線」の終点から、合流した鋪装路を北上、
龍山ふるさと村のテニスコート脇から始まる、「オッボーキ林道

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道路脇に古い林道標示。年季がはいってますね。

珍しい林道名もあって、静岡西部の林道の中でも
全国的に有名な方ではないでしょうか。

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路面は出だしからガレっぽいフラット。
走り易そうですが、浮き砂利がそこそこあるので、
結構怖いです。

しばらく登って、

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分岐へ。

右に登って行くシングルトラックと、

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左へ折れるダート道へ。
※写真は2012年5月のものですが、12月現在、
周辺の木々が伐採され、風景ががらりと変わっています。

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シングルトラック入り口には、
山でよくみかけるアルミプレートの道案内。
どうやら、登山道のようです。

左に折れるダート道は、地図上、里まで抜けれるように
なっていましたが、ルートは発見できませんでした。

分岐から先は、

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頭上の景色が開けて、かなり開放的な感じに。
でも相変わらず浮き砂利が多いです。

しばらく走っていくと、

0-3

右法面がコンクリートになり、その上を走って
いるダート道と合流し、「オッボーキ林道」は
ここで終了。

0-4

合流する林道は「地八林道」ですが、
入り口にはチェーンゲートがあって進入を拒んでいます。

ちなみに「地八林道」には「和山間峠」からも入れますが、

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恐ろしく屈強なゲートで、並の素人では進入することが
出来ません。

さて、
オッボーキ林道」と合流した「地八林道」を
更に進んでみます。

0-5

林道脇の木々の高度が下がり、
時たま景色が開けてきます。

こういう感じ、たまりませんねー。

0-6

道幅はかなり広く、路面も浮き砂利があるものの、
概ねフラット。

同じ龍山の「瀬尻/椎ヶ沢林道」と比べて、
カーブが少ない感じで、気持ちよいペースで走れます。

0-7

作業小屋らしき建物を左手に観て、
しばらく走っていくと、

0-8

左へ下っていくダートと分岐します。

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左に下るダート入り口には、
脇が甘いチェーンゲート付き。

本線は右側と思いきや、

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ここから、新たな林道「地八支線」が始まります。

ということで、「地八林道」の本線は、
チェーンゲートの左へ下るダートで、
その起点?終点?は、

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瀬尻森林事務所前のこのゲートから。

休日にゲートが開いているのは滅多にないらしく、
探索当日もゲートクローズト。

その後、たまたま近くを通りかかったら、

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ゲートが開いているではないですか!?

社会のルールを破った後ろめたさを感じずに、
堂々と進入してみると、

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鋪装されているけど、えらいことになってます。

すこし走っていくと、入り口からの鋪装はダートに変わり、

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いきなり路面がごっそり崩落してました。。。
*2012年10月現在。

地八支線」始点へ分岐するチェーンゲートから進入
する方はご注意を。。。

話は戻って、
分岐から始まる「地八支線」は、

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それまでと変わらずの少々ガレっぽいフラット路面。
始点から絶えず緩やかな登り勾配です。

すこし走って、

0-10

右への分岐があります。

進入しませんでしたが、たぶんこれは
旧開林道」かと思います。
地図上では、約1kmほどで行き止まりの様子です。

そこからしばらく本線を走っていくと、

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路面はコンクリに変わり、

0-12

前方に鉄塔が現れ、その先でまたダートに変わります。

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探索当時は2012年5月末の新緑の時期だったので、
緑がすごく奇麗。秋の紅葉時は更に奇麗だと思います。

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路肩には風情を感じる林道銘板も。

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ピークを過ぎるとダートは下り勾配に変わり、
カーブが多くなってきます。

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道中、崩落した跡がいくつも観られますが、
ご覧のようにしっかり整備されています。

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下り勾配は更に強くなり、どんどん高度を下げていき、
左に分岐する、新設林道が見えてきます。

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実はこの鋪装林道、以前にもレポートした、
地八吉沢線」の新設部分。

次回以降にも出て来ますが、
いくつもの箇所から同時進行的に道を創って
いるようです。

「地八吉沢線」との分岐から先は、

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トラック等の走行が多いためか、
更にフラット度が高くなり、

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舗装路面へ変わります。

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この舗装路面までが「地八支線

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始点から4.7km下ってきました。

そしてこの先の舗装路は、

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林道 出馬線

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JR飯田線の「出馬駅」近くまで、
嫌になるほど?延々と続く、づづら折れの鋪装路になります。

ちなみにここからすこし下っていくと、
またまた「地八吉沢線」の新規開設部が分岐しています。

オッボーキ林道、地八林道、地八支線
乗り継いで、トータル約8kmのフラット林道群。

しっかり整備されている林道で、危険な箇所は
ほとんどないので、オフロード初心者でも
安心して走れると思います。

整備されているが故に、路面に浮き砂利が
多いので、下り勾配、特に、「地八支線」を
龍山側から下る場合には、注意が必要です。

とはいえ、
林道脇にときたま開けて見える、
周辺の山々の風景は、下界の荒波で
荒んでしまった心が癒されます。
でも冬場は、
さらに心が荒んでしまうかも。。。

出来れば、春〜秋頃に走るのが
お薦めですっ☆

次回は、出馬集落から、
再度、「和山間峠」を目指して登るルートを。

それでは、今回もお疲れさまでした。

2012年 転び納め?


2012年も残り僅か。
奇しくも今日は衆議院選挙の投票日。
しかし、走り足りない欲求には勝てません。

今回の探索のお伴は、若手のホープの
セロー225Wの22GO!!さん。

待ち合わせ場所のコンビニで買い物を済ませ、
さぁ、出発しようと思っていたら、
なにやら見覚えのあるバイクが一台走ってくる。

ん?まさか・・・。

いや、あの人は昨夜たんまり飲んで、
その後、ドザエモンさんと○○○○○○○で
でかい花火を打ち上げたはず。。。

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しかし、その”まさか”の、
XLR250のナイトライダーさんが急遽参戦!!

”また、置いてかれるかと思ったよー”と。

私よりも一回りも二周りも先輩ですが、
ほんとにタフな方です(笑)
しかし、来て頂いたからには、
楽しんでもらいましょう(笑)

まずは、高架脇から入る、
シングルトラックへ。

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”えー、こんなとこ走るのぉ〜”

と、ナイトライダーさん。
いえいえ、道はそっちじゃありませんよ。

昨夜の雨でかなり掘られたダートを登り、
向かった先は、

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先日入り口まで探索した、V字クレパス道。

まだ○が残っているようなので、
汗をかいてアルコールを体から発散させましょう。

”どうすりゃ、いいだかいね?”
”道なりに走りましょう!”

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写真がうまく撮れませんでしたが、
期待空しく?無難にクリア。

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22GO!!さんもクリア!!
既に走りに貫禄が付いてきています。
やはり若さは最大の武器です。

一息ついた後、本線へ合流するガレ場の下りで、

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ナイトライダーさん、たまらず転倒。

フロントブレーキレバーがちょっと痛んだ程度で、
無事復旧。

一方の22GO!!さんは、

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またも華麗にクリア!
走る度に上達しているのが、
よく分かります。

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ちなみに、
お二人が下ってくる際に、同業者の方がお二人
登ろうとしていたので、ルートを迂回してもらいました。
(ありがとうございました!)

こんな山奥の林道で他のオフロードバイクと遭遇する
とは。やはりこの界隈は”その筋の方達”の間では
有名なんですね。

合流した本線を登り、

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尾根沿いで一服した後、

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ガレ場ヒルクライムへ。

先陣を切った私は、22GO!!さんのフォローも
あって、なんとか登頂成功。

次鋒のナイトライダーさんは、

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オンロード寄りタイヤのせいもあって、

”わしゃ、登れおおせんにぃ〜”

ちょっと厳しいとのことなので、

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22GO!!さんが迂回路の探索へ。

探索の結果、フラット林道に抜けれることが分かり、
すったもんだした?挙げ句、
街道沿いで遅めの昼食を摂ることに。

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まぁ、先ほどの箇所からここに至るまでも
色々ありましたので、結構いい汗かきました。

ナイトライダーさんは、ヘルメットがびしょ濡れ、
というか、汗で水浸し状態でした。

お昼のあとは、国道を横切って、

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以前崩落して抜けれなかった作業道へ。

ツインタワーへは寄らずに、
本日最後の探索場所へ向かいます。

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ここは、林道探索を始めた頃に通りかかって以来、
ずぅーと気になっていたところ。
今回ようやく念願叶って、安心して2012年を終えれそう。

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私はルートミスでちょっとスタックしましたが、
他のお二人は何事もなくクリアしてしまい、
いったい今迄進入するのを躊躇していたのは
なんだったのか。。。

途中怪しげなシングルトラックがありましたが、
トレールタイヤトリオでは流石に厳しいので、
ここまでで本日の、いや、今年の探索終了!!

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滝横の駐車場。

ドロドロになったバイクに、
びちょびちょになったウェア。

でも何故かお二人とも、
満足げな、そして気持ちよい疲労感漂う表情を
されていて、ほっと和むひととき。
この走り終えた後のマッタリ感がいいんですよねー。

今回おつきあいして頂いたお二方、
今日は本当にお疲れさまでした。

そして、今年一年ありがとうございました!!
また来年もどろんこになりましょう!

あぁ、楽しかった♪

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*本日の一こま。
ぐったりするナイトライダーさん、
疲労困憊で天を仰ぐ22GO!!さん

天竜・龍山 – 周辺随一のフラット林道!!橿山線3


「林道 橿山線」の探索レポートのラストです。

今回は寄り道もなく、
前回の「作業道 戸口線」の分岐から終点まで一気に
紹介します。

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戸口線は右。
橿山線の本線は左です。

この分岐から、終始緩やかな下り勾配になります。

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ほんのちょっとだけ、景色が開けます。

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相変わらず、
伐採用の作業道が至るところで分岐しています。

使い終わった作業道はガレガレのアタック場に。
フラット路面に飽きたときは、登ってストレス発散
しましょう(笑)

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下り勾配でちょっとだけガレ気味ですが、
まぁ、ほとんどフラットな路面。

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ちょっと怖い放置車両を通りすぎると、

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おや?また分岐です。

左の道の路肩に林道標示がありました。

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林道 梅ノ平線」の起点標示。

ということは、「林道 橿山線」の本線は右かな?

分岐の真ん中にバリケードがあり、
「明善神社、明善荘行」と書かれています。
これは左の分岐している林道の行き着く先かと。

ということで、先に「橿山線」を
最後まで走ってみることにします。

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分岐を右に。

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梅ノ平線と並行。
今度は登り勾配です。

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しばらく走って右へアピンのカーブの内側に
鉄塔巡視路用のスチール梯子がかかっています。

実は、戸口山への山頂には、ここからアプローチするのが
一般的のようです。
梯子を登ると、開けた景色に出会えるらしいですが、
バイクではちょっと無理。

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路面は少しずつ荒れてきて、路肩も欠損。

しばらく登って、

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大きな広場へ。
その広場の突き当たりが、

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林道 橿山線」の終点。

いやー、ここまで結構長かった。
ちなみに、終点箇所から登る作業道がありますが、

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残念ながら、どこにも抜けていませんでした。

「橿山線」を走り終えて、
さきほどの分岐から、「林道 梅ノ平線」の探索へ。

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分岐から更に下り勾配に。

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路面もガレっぽくなってきて、

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いきなり目の前に、異常に大きな建物が。

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この建物が「明全荘」でした。
道を挟んで反対側に、

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「明全神社」が鎮座しておられます。

で、肝心の「林道 梅ノ平線」の終点はここではなくて、
建物の先に道がまだ続いています。

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が、しばらく走って、

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土砂崩れ。。。

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山側にスペースがあるので、通り抜け出来そうですが、

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ソロなので自粛。
仮にクリアしても、
この先どこにも抜けてなさそうなので、潔く撤退です。

 

 

林道 橿山線
約6kmの中距離フラット&コーナーキング?林道。
途中、ピストンだが、分岐している林道&作業道も含めると、
約15km以上のダート走行が楽しめます。
更に、
隣接している、「瀬尻/椎ヶ沢林道」と併せると、
20km以上!!の超ロングダートライドに。

周辺の林業が盛んなため、トラック等の通行によって
硬く踏み固められた路面は、鋪装前のダートのよう。
ツヅラ折れのカーブの連続と相俟って、走る自分は
まさに”ダートコーナーキング”(嘘です)

でも、これだけコーナーが連続している林道も
なかなかないので、オフロードのコーナリングを
コーナー毎にいろいろ試して走る、というのも
ありかと思います。

ただ、ブラインドコーナーも多く、
通行車両も少なくないと思いますので、
基本、キープレフトの安全運転で。
また、距離が長く、神経をかなり使うので、
途中途中で休憩するのもいいかも知れません。

どこにも抜けていない、ピストン林道なのが残念ですが、
静岡西部に住んでいるなら、近くにきたなら、
是非一度は走って欲しいと、個人的には思う林道です。

次回以降は、同じ旧龍山村の
和山間峠付近の林道へ移ります。

それでは、今回もお疲れさまでした。