天使の囁きか、それとも・・・第二章


Kawasaki KMX 125

Kawasaki KMX125

カワサキが好き、というわけでもなく、
何となく落札してしまったこのバイク。

1986-1989、次のKDXが出るまで、
たった4年間しか製造されず、
当時はあまり人気が無かったみたい。
当然私も初めて知ったバイク名(笑)

そのため、
ネットで検索しても、あまり有意義な情報が得られず、
流用出来る部品は、その成立ちからして、
すごく限られているみたい。

しかし、その反面、
カワサキのHPで、分かっている範囲で必要と思われる部品を
調べてみると、機能部品のほとんどが入手可能だった。。。

kawasaki_part

レストアを断念した、CRM250Rのこともあり、
今回入手した、KMX125はなんとしても走らせたい。
(いや、走らせたくない!?)

4年前はエンジンがかかったらしいので、
とりあえず、今エンジンが掛かるか、もしくは何か問題が
あるかを確認して、その後どうするか考えることにした。

しかし、整備に取りかかる前に
サービスマニュアルをネットで探してみたが、
どこにも見つからない。
今までの知識と勘でなんとかするしかないってこと?(怖い)

以前、5、6年不動だったYAMAHA SRX400を動かすことに
運良く成功したけど、それは4ストロークエンジン。
今回のKMXは2ストロークなので、
エンジンの始動方法はちょっとやっかい。

まずは、始動にあたり、いろいろと用意します。

1

KMX125は水冷2ストロークエンジンなので、
エンジンオイルが二種類、そして冷却用のクーラントも。

空冷単気筒のSL230は、
たった1Lのエンジンオイルだけで
いいのに。。。と、一人でブツブツ(笑)

さて、オイル関係を入れる前に、
KMX125の服を脱がしちゃいます。

外装の一部は先週、腰が痛い中、概ね外してあったので、
今回はまずガソリンタンクを外します。

2

内部に一部錆びている所がありますが、
外観も含めて非常に状態が良いです。

ガソリンを抜いて保管していたのか、
あの特有のヘドロ臭もありません。

オリジナルと思われるカワサキグリーンにも
艶がありました。

タンクの次はキャブレター。

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恐る恐るフロート室を外してみましたが、
ここもガソリンが抜かれていたため、
非常に奇麗。

でも、キャブのインシュレーター(ホルダー)は、

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ご覧のような有様。
幸いにひび割れは表面だけなので、今回はこのまま使用。

インシュレーターとシリンダーヘッドの間にある、
リードバルブは、

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こんな感じ。

いいのか悪いのか分かりませんが、
見た目的におかしなところがなかったので
これもこのまま使いましょう。

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リードバルブを外したところから、
エンジンの中を覗いてみます。

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う〜ん、ピストン下部になにやら筋のようなものが
ありますねー。大丈夫かなぁ。
まぁ、見なかったことに(笑)

次に、4年も動かしてなかったエンジン内部は、
オイルの油膜が残ってるか微妙なので、
プラグを外して、エンジンオイル(2スト用)をすこし垂らします。

キーをオフのまま、何回かキックでクランキングし、
シリンダー内にオイルを行き渡らせます。

と、ここで、

9

空っぽ?になっていた、2ストオイルタンクに
オイルを注ぎます。

ちなみに、
2ストロークエンジンは絶えず、オイルポンプから
エンジンにオイルが供給されていないといけなく、
エアーを噛んでいると、焼き付きの恐れがあるそうです。

ということで、
オイルポンプの動作確認を。

10

左の銅色のノズルが、キャブレターとリードバルブの
間のインシュレーターに繋がり、そこにオイルポンプから
オイルが供給されるシステムみたい。

アクセルスロットルをひらくと、キャブレターのバタフライ?と
オイルポンプの開度調整バルブ?が同時に開くようになって、
オイルの吐出量が増えるらしい?

プラグを外したまま、アクセルを開きながら
キックを何回かしましたが、
ノズルから、何か出て来る気配がありません。

というか、
リザーバタンクからオイルポンプまでオイルが
流れていません。。。
どうやら、ホースの途中になにか詰まっているようです。

このまま万が一、エンジンが掛かってしまうと、
ほんとうに焼き付いてしまうので、
ガソリンタンクに2ストオイルを入れて、混合燃料で
始動することにします。

キャブレター、インシュレーター、リードバルブを付けて、
点火プラグを装着。
と、その前に、ミッションオイルを交換することに。

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エンジン真下にあったドレンボルト。
頭が舐めまくってますねぇ。。。

慎重にボルトを緩めて、ミッションオイルを抜きます。

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あれ?意外とちゃんとしてますね。

とりあえずの始動確認なので、入れるオイルは、

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その辺に転がっていたMOTUL 自動車用。

オイル交換の後は、ウォーターポンプの
ドレンボルトを開けて、古い冷却水を出します。

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が、出ませんでした。。。

入ってなかったのか、それとも蒸発しちゃったのか。。。
ラジエターキャップを外して中を見ましたが、
やはりまったくありません。。。
ま、始動確認なので、これも見なかったことに(笑)

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とりあえず、ラジエターのリザーバータンクに
冷却水を入れて、使えるかどうかも分からない
バッテリーを繋ぎ、

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イグニッションをONにします。

カワサキのこの年式のバイクは、マイナスドライバーでも
イグニッションの操作が出来るようです。(嘘)

さて、
2ストの知識がまったくない素人ですが、
やっとここまで来ました。

そう、キックでのエンジン始動です。

動いて欲しい!
(ここまでやったからには最後まで治して乗る?)

動いて欲しくない!
(ここまでだったら、まだ普通の生活に戻れるかも?)

複雑な気持ちで右足を振り下ろします。。。

下します。。。

掛かりません。。。

何回かキックをしましたが、掛かる気配がありません。

やっぱりだめ?

何げに、キャブレターのチョークが目に留まったので、
引いてみて、キック!!

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ブロロン♪

一発でかかっちゃいました。
懐かしい、あの2ストの排気音です。

治して乗っちゃえば??

どこからか、排気音に混じって囁きが。。。

嬉しいんだけど、なんだか微妙な気持ち。
あぁ、これでもう後戻り出来ないじゃん!!

“天使の囁きか、それとも・・・第二章” への 2 件のフィードバック

    1. >TTRさん

      コメント&本日はありがとうございました。

      今日、アドバイスを頂いて、やる気?が出てきました。
      フルタイムの林道探索はまだ厳しいので、
      しばらく苦闘してみます。
      もしダメだったら・・・。

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