週末に行われた、WEXクロスパーク勝沼戦。
スタートしたものの、
ツルツル路面でタイヤがまったくグリップせず、
空しくリアタイヤが空転します。
前後とも、VeeRubberのエンデューロタイヤで、
空気圧は0.4以下なのに、どういうこと??
一人でブツブツ言いながら、ちょっとずつ前進しますが、
その先もツルツル、ドロドロの地獄坂。。。
なんとか先に進みたい気持ちとは裏腹に、
バイクは唸るばかりでまったく前に進まず、
転びそうになって足で踏ん張ると、その足も滑って、
人馬もろとも、地獄へ引きずられる、恐ろしい坂です。
そんななか、
行けそうな唯一のラインを見つけて、
マーシャルのフォローを受けて進みますが、
あぁ〜、まだ先があるのね(@_@;
ここでも、
マーシャルさんに助けてもらいながら、
すこしずつ進みます。
が、
地獄の底へ引きずり込まれるのはバイクだけではありません。
なんとか自力で抜けれそうになった、
その一瞬の気の緩みが、
マーシャルさえも吸い込む、容赦ない地獄坂です。
*今日のレースのヒーローはマーシャルさん達でしょう!
そして、その中で一番はこの方に間違いありません。
ほんとにありがとうございましたm(_ _)m
さて、
地獄のチュル坂はまだ終りません。
ようやく、坂の頂上らしきところまで来ましたが、
一見、勾配が無さそうなこんなところでも、
まともに進む事はままなりません。
絶えず空転しているリアタイヤのせいか、
エンジンの掛かりも悪くなっている感じが
このあたりからしてきました。
が、
ここも、唯一のラインを狙って、お姉さんの脇を突き進んで、
やっと、チュルチュル地獄坂をクリア!!
と、思ったら、
いやはや、目の前で女子が倒れているではないですか!?
いくら勝負事でも、
無視してやり過ごすのは、男として気が引けますね。
ありがとう♪
どういたしまして (‘ー`)y━~~ ぷはぁ〜
こちらを見向きもせずに行ってしまいました。。。
さて、自分のバイクを起こしますが、
いや〜、ドロドロ。
バッテリー上がりのおかげもあって、セルの勢いも弱くなり、
エンジンの掛かりがどんどん悪くなっていく。
エンジン掛けて出発するも、
横からジハード戦士が突っ込んできたり、
まともにバイクに乗れません。
自分も神風になりつつ、なんとか地獄坂から抜け出して、
ようやくコースっぽくなってきます。
が、
ほんのちょっとのブレーキ加減ですぐフロントが滑り、
なんでもないところで転びます。
崖落ち寸前の方もいらしたり、
まぁ、すごいところです、ここは。
と、すこし余裕が出来てきた、
コーナー途中で、何故かまったく前に進まなくなりました。
リアタイヤが滑っているというよりも、
なにか違う感じ。
しばらくウンウン唸って、ようやく原因が分かりました。
クラッチの焼き付き。。。
エンジンのクラッチハウジングあたりから、
香ばしい匂いがヘルメット越しに匂います。
急遽、
路肩に停めて、クラッチケーブルを調整して、
なんとか自力脱出を図りますが、
焼けてしまったものは、もとには戻りません。
ということで、今回のレースはここで終了。。。
レース終了後、出走記録を貰いにいったら、
1LAPもしていないので、記録無し。。。
まぁ、そりゃそうですね。
ということで、今回もいろいろトラブルあり、
出会い有りの、楽しい?苦しい?レースでした。
次のレースまでにSLちゃんをなんとか復活させなきゃ。
<<レースを終えて>>
今回、クラッチを交換して10000km程度にも関わらず、
焼き付いてしまったのは、このエンジン特有の問題らしいです。
XR230もクラッチがすぐに焼き付く方が多いそうで、
3種類あるクラッチ板を1種類にして組んでる方もいるみたい。
もともと、今回のようなコンディションでガンガン走ることを
想定していないので、リタイヤは仕方ありませんね。
それと、タイヤのチョイスを誤りました。
噂には聞いてましたが、ここまですごいマディとは
想像もしませんでした。マディ専用タイヤなら、
もうすこし頑張れたのかなぁ、とちょっと後悔してます。
レース翌日に部品を発注したので、連休中にクラッチ交換予定。
次の「長和の森」戦(10月6日)では、私以外にもう一台のSLが
参加するようなので、面白くなりそうな予感♪
絶対完走するぞぉー!!