林道を走るようになって、今年で3年目になりました。
3年目ということは、春夏秋冬、それぞれ2回経験したことになります。
今回は、
特に装備に悩む、真冬編。
自宅から林道の入り口まで、近い方は少しだけ我慢すればいいのですが、
外気温5℃前後の真冬を10キロ、20キロと走らなくてはいけない、
いや、それ以上走らなくては、ダートにたどり着けない方の方が
多いのではないでしょうか?
特に、林道走行は或る意味スポーツ。
体全体を使ってバランスを取りながら走りますので、
ロードのツーリングと比べて、汗をかき易いですし、
服装も着膨れするほど着込んでいては、動きの制限も出てきます。
とはいえ、行き帰りの舗装路は、真冬の装備をしていないと
あっという間に風邪をこじらせてしまいますよね。
バイクに乗るのが厳しい冬ですが、この季節、
路肩の草木が枯れ、路面が分かりやすく、且つ、
林道途中の景色も空気が澄んでいて、とても奇麗。
非常に悩ましい季節です(^^;
ということで、
個人的メモも含めて、自分なりに、真冬の林道ツーリングに
必要な装備をまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
もちろん、値段が高いバイク用より、安くて代用出来るものをメインに。
○インナー
「モンベル ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ」
バイク用でも登山、ハイキング用でも、速乾性のものが汗をかいても、
さらっとした着心地なので、おすすめです。
特に真冬は、速乾性にプラスして、保温機能があるものが良いので、
登山用がお薦めですね。
真冬に限らず、綿100%のものは汗を吸収して乾きづらく
体温を奪っていくので、避けた方が無難ですし、ガード類を
装着する際のアンダーとして着たいので、Tシャツよりも長袖タイプを選択。
○ミドルレイヤー1
「パタゴニア メンズ R1プルオーバー」
登山、ハイキング用のフリースや薄手のダウン等が良いでしょう。
特に首もとがハーフジップになっているものは、ジッパーの上げ下げで
温度調整が出来るので、個人的にはおすすめです。
○ミドルレイヤー2
「パタゴニア メンズ ナノプルオーバー」
極寒の場合、もう一枚、ダウン等を着こめば、かなり寒さを防げます。
登山用は物はすごく良いですが、値段もそれなりにお高いので、
ユニクロ等で代用しても良さそうです。
「ユニクロ ウルトラライトダウンジャケット」
どちらも、林道走行中に暑くなってきたら、
小さく折り畳めて邪魔になりにくいのもいいですね。
○アウター
「HMK Peak 2 Jacket」
一方で、バイク用ではない、登山やハイキング用のアウターは、
基本的に止めておいた方が無難かと。
というのも、表面の生地がバイク用と比べて脆い(薄い)ので、
走行中や徒歩で周辺を探索している最中に、
ちょっとした枯れ枝にひっかかって、大事なゴアテックスが
簡単に破けてしまいます。
もちろん、転んでしまったら、すぐに破けてしまいます。。。
「ラフ&ロード:デュアルテックスウォームパーカー」
また、防風性能がバイク用と比較して劣るものが多いのも、敬遠する所以です。
*それなりに着込めば大丈夫です。
フルシーズン用や冬用のジャケットには、防寒用インナーが元々ついています。
外気温によって、先のミドルレイヤーの枚数を調整すれば良いでしょう。
ところで、
冬場は狩猟の季節。
獣に間違われて射殺されないように、
明るい派手目の色合のものをなるべく着るようにしましょう。
黒や灰色、茶色などは、出来れば避けたいもの。
「MACNA VISION 4 ALL BEST」
もし手持ちのジャケットで派手な色がなければ、
上から着れる反射ベストなどおすすめしたりして。
手持ちのジャケットが保護色系だったり、ベストはどうもなぁ?
という方には、
「ARCTERYX Cierzo 25 Backpack」
せめてバックパックは派手にしてみましょう。
以上が上半身の防寒道具ですが、
下半身も上半身ほどではないですが、しっかり防寒していかないと、
林道に着くまでに凍えてしまいます。
○スパッツ
「ジオライン M.W.タイツ Men’s」
夏場でも蒸れ防止で履いていますが、冬場は防寒の意味で必ず履いています。
こちらも登山用のものが良いですが、ホームセンター等で売っているものも、
機能的、コストパフォーマンス的に良いものがありますね。
バイク用に拘る必要は特にないかと思いますが、
履いたことがないので、なんとも言えません。。。
○オーバーパンツ
「ラフ&ロード イージーラップオーバーパンツ」
オフロード用ブーツを履いている場合、オーバーパンツを履いたまま走る方も
多いですが、動きが制限されるのが嫌いなので、
極寒のときはこのオーバーパンツを履いて林道まで向かいます。
このパンツの良いところは、
太もも、ふくらはぎ部分をベルクロ巻き付けるタイプなので、
ブーツを履いたまま、履き、脱ぎが簡単に出来るところ。
林道まではこれを履いていって、さぁ、いかまいか!ってときには、
さっとベルクロを外して、戦闘モード?へ。
値段も安くておすすめです。
最後は、小物類。
実は冬場はこっちのほうが主役だったりします。
○ネックウォーマー
「パワーエイジ ウインドストッパー ネックラップ」
フリース素材のもので、首の周囲を寒さから防いでくれます。
登山やハイキング用でも良いですが、
風対策として、内側にウィンドストッパー機能が付いてるものがおすすめ。
ウィンドストッパー付きは、フリースのみと比べて、
風の寒さはほとんど感じず、暖かさは雲泥の差です。
出来れば、口元から首下まですっぽり隠れる、長いものが良いでしょう。
○防寒手袋
「防寒手袋 ホットエースプロ」
ホームセンター等で売っている安いものでも、
林道まででしたら特に問題ないと思います。
手袋の裾がアウターの袖の上にくるぐらいの長さがないと、走行中の
冷たい風が袖口から入ってきて、体感温度は急激に下がるので要注意です。
手先が特に寒がりな方には、
ゴム手袋、という最終手段もあります(^^;
○ハンドルウォーマー
「コミネ ネオプレーンハンドルウォーマー」
両手をすっぽり覆って冷たい風から手を守り、中はフリース素材で暖かい。
しかし、咄嗟の時に両手が使えない恐れがあるので、私は怖くて付けてません。
”絶対転ばない!”という、強い精神力?の或る方のみ許される逸品かも(^^;
○腹巻き
「ジオラインL.W.ウエストウォーマー」
最近は腹巻きって言わないで、
”ウェストウォーマー”や”ボディウォーマー”って言うらしいですが、
意外と見落としがちなのが、お腹廻りの防寒。
SS等のロード系は運転姿勢が猫背?なため、そんなに影響がないと思いますが、
オフロード系バイクは上半身がほぼ直立姿勢なため、
お腹廻りに風が集まりやすく、冷え易い。
「アチェルビス AC-16388 X-PRO ベルト」
腹巻きが嫌なら、キドニーガードでもある程度代用できますね。
特に自走で長距離を走って林道ツーリングに行かれる方は
是非装着したほうが良いと思います。
○カイロ
「マイコール 靴下専用カイロ」
写真の使い方と違い、バイク乗りは、
靴下の上に貼って爪先から冷えるの防ぎます。
林道を走っている間はちょっと蒸れますが、
爪先の暖かさにはかえられません。
○グリップヒーター
「キジマ グリップヒーター」
林道を走り始めた当初は私も付けていましたが、
グリップの厚みがどうしても太くなり、また、
グリップの交換も難しい(不可能?)なので、取り外しました。
これにさっきのハンドルウォーマーを装着すれば、
真冬でも手袋無しの素手でも大丈夫♪かも?
と、ざぁーと挙げてみましたが、
これ以外にも、冬用ガスストーブ、汗をかいたあとの着替え等、
冬場は荷物がどうしても多くなってしまいますが、
走っていて寒くなってしまった場合はどうにもなりませんので、
用意周到して冬場の林道走行へ臨みましょう!
素晴らしい景色に出会えるかも!?
なかなかナイスでタイムリーな記事ですね(^o^)
このまま、ガ○○等に出せそうですぞ!
>TTRさん
日曜はお疲れさまでした。
偉そうに書いてしまいましたが、
帰りは寒くて風邪引きそうになりました。
ところで、ガテンは肉体系求人紙ですよ(^^;