フロントフォークを考える – XR200R&XR230


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歴史を紐解き、己を知ろう!

whole

XR200RKAI君は嫁いだ時から
フロント、リアともにディスクブレーキが
ついていました。
でも本来は前後ともドラムブレーキのはず。
どういうこと??

ってことで、このXR200RKAI君を
もっとよく知るために、まずは、
フレーム番号から調べてみましょう。

framenumber

【 JH2ME0504JK4xxxxx 】

となっています。

これをホンダのフレーム番号一覧表に
照らし合わせると、

VIN

ホンダの熊本工場にて1988年に製造された、
アメリカ向けフレームであることが
なんとなーくわかります。

88_XR200R
*XR200R 1988年式

上の写真の通り、
1988年式のXR200Rは前後ドラムブレーキ。
ということは、やはり前後ディスクブレーキは
移植されたもの?

front

いやいや、まだ分かりません。
というのも、
フロントブレーキがディスクタイプのものが、
唯一、1991、1992年に国内発売されていたのです。

1991_XR200

*XR200R 1991年式 国内仕様

1992_XR200

*XR200R 1992年式 国内仕様

国内と海外向けの仕様変更は
ディスクブレーキだけではなく、
フロントフォーク径もそれまでのΦ36mmから
Φ38mmに変更されています。

ホンダ車でこのフォーク径のオートバイは、
1984、1985年式のXR250R(ME06)しかなく、
たぶん、在庫一掃のため?、国内販売向けに
急遽フロントフォークを変更したのかと思われます。
*ME06は1986年からΦ41mmに変更されています。

84XR_1

84XR_2

84XR_3

*XR250R(ME06) ツインキャブ!!

ただ、国内販売のXR200Rのフレームナンバーの
詳細が分からないので、このバイクが国内販売のものか、
それとも、あとから、ME06のフロントフォークを
移植したのか、いまのところわかりません。

また、
国内仕様と1988年式をよく見てみると、
国内仕様のガソリンタンクは白ですが、
このバイクは赤。
それにタンクのデカールも1988年式と
合致することから、たぶん、後から、
フロントとリアのブレーキをディスク化
したのかも。

ちょっと疑問なのは、個体数の多い、
1986年以降のME06が採用している、
Φ41mmのフロントフォークではなく、
あえて個体数の少ない、1984,5年式のΦ38mmの
フロントフォークを何故移植したのかってこと。
う〜ん、本当のところ、どうなんでしょうね。

一方のリア廻り。

rear

リアのディスクブレーキ仕様は国内、海外ともに
発売されていないので、こちらは間違いなく、
ドラムからディスクに変更されていますが、

SA

ME06(XR250R)のスイングアームではなく、
違う方法でディスク化されていました。
詳細については、書いていいのかまずいのか、
現時点で判断つかないので、やめておきますが、
この方法は海外での施工例もあり、もちろん、
XR200Rにポン付けできる手軽で、お安く、
尚且つヒルクライムに強い、意外な方法でした。

で、ここからが本題。
前置きが長すぎましたね(^_^;

先日オイル漏れが再発したこのフロントフォーク。

0-3

1984,1985年式のXR250R(ME06)と共通なのは
わかったのですが、XR200R(ME05)用はもちろん、
XR250R(ME06)用もダストブーツやオイルシール等の
補修用パーツはすべて生産廃止で在庫無し。
*そりゃそうだ、30年以上も前だもの。

kk1

*機種コード、「KK1」はXR250R(ME06)

もちろん、傷ついたインナーパイプも在庫が
無いので、懇意にしてもらっているショップにて、
再メッキを行い、使えるパーツは再利用して、
オーバーホールをして頂きました。

1

2

傷も治って、
綺麗になったXR200Rのフロントフォーク。

3

早速、明日の走行のために装着しました。

フロントフォークには関係ないですが、

4

2,3年前に人柱的にネットで購入した、
中華?台湾製ペータルディスク『ARASHI』。
林道やレースで過酷に走ったにもかかわらず、

5

割れることも、摩耗もほとんどありません。
効きも問題なく、ちょっと驚きですね。

さて、XR200RKAI君のフロントフォークは
ばっちり治ったんですが、一緒に修理に出した、

XR230_FrontFork

XR230の曲がったフォークは
折れた箇所の内側にシワが発生していて
修正不可でした。。

なので、もう1セット、

6

XLR125/200Rのフロントフォークをゲッツ!!

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ストロークしない部分にはそれなりに
錆は発生していましたが、

8

ストローク部は傷や錆もありません。
これはあたりかも?

9

ダストシールも汚れを落とすと、

10

全然いけます!
破格値で落札した割には最高のコンディション♪

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早速、新旧交換会。

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両方とも、XLR125/200R用フォーク。

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装着していたフロントフォークは、
ダストシールがもう駄目!

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お約束のショックオイル交換。
期待していたより、だいぶ綺麗でした。

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オイルはヤマハの10番を、

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油面10mmアップで。

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突き出しは、
XR230純正とショックの長さが
異なるので、

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25mmにセットして、

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装着完了!!

この後、突然の降雨で予定作業は
強制終了となりました。

さて、
XR200RKAI、XR230ともに、
フロントフォークが見違えるようになりましたが、
XR200RKAI君の方は今後どうしようか。

このまま希少な?Φ38mmの
フロントフォークを使いつづけるか、
それとも、汎用性の高い、Φ37かΦ41mmの
フロントフォークに移植するのか。
う〜ん、悩むところです。

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“フロントフォークを考える – XR200R&XR230” への 2 件のフィードバック

  1. 突然すみません。
    記事中にあるXR200Rのリアディスク化について情報を教えていただくことはできないでしょうか。
    当方xlr200rに乗っているのですが、リアリムの歪みが酷く、刷新を考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。

    1. >TUさん
      (実名出てましたので、
      こちらでイニシャルに変更しておきました)

      初めまして!
      XLR200Rですか、いいバイクですね、
      私も欲しいくらいです。
      詳細については、後ほどメールいたしますので、
      よろしくお願いします!

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