カテゴリー別アーカイブ: Kawasaki KMX125

ありがとう、そしてさようなら・・・


格安で購入し、手間ひまかけて治したKawasaki KMX125。
エンデューロレースに出場し、壊れずに完走してくれたのは
びっくりだった。

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2ストの痺れるような加速感や
ヒラヒラと曲がる軽い車体は、
SL230とはまったく正反対で、
バイクの乗り方、荷重移動の大切さを、
改めて勉強させてくれたバイクだった。

だった?

そう、

実は、思うところがあってKMX125を手放すことにした。

1

サスペンションとブレーキを改善すれば、
まだまだ草レースでは十分遊べますが、
いかんせん、約30年前のバイク。
これからいろいろとトラブルが発生しそうな予感がしたので、
完調なうちに、思い切って売却。

うだるような猛暑の中、

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事故渋滞にも負けず、
新しいオーナーさんの元へ、

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届けにいきました。
大切に乗ってもらえそうな、
すごく感じの良い方でよかった。

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お土産に焼きそばを頂きました。
ありがとうございました!!

そして、

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ありがとう、KMX125!
新しいオーナーさんと仲良くしてね。

さて、

next

雑念との戦いが、再び始まりそうな予感。。。

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宴のあと・・・


KMX125で初めて参加したエンデューロレースを終えて、
冷静になって改めてレースを振り返ってみることにしました。

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◆カラダは大丈夫?◆

まずは、レース後の体調。
幸いに怪我はなく、熱中症の症状はレース中だけで、
その後はなんともありませんでした。
筋肉痛は全体的にフラット気味のコースだったので、
前回の鈴蘭に比べて酷くありません。

ただ、打撲してほとんど使えなかった左足は
他の部位と比べて、相当酷い筋肉痛になりました。

◆壊したくないから・・・◆

1

追加の水温対策として、ラジエターキャップを高気圧のものに交換。
プラグの番手をひとつ上げ、焼き付き防止にガソリンタンクに
2stオイルをすこし入れておきました。

レース中の水温は常にメーターの半分以上を指していましたが、
上限まではいかず、効果はあったようです。

プラグは案の定、カブリ気味でしたが、大きく機嫌を損ねることなく、
レース後半もパワーが落ちることはなく、走り切ることが出来ました。

◆KMX125のウィークポイント◆

レース中の一番の問題は、
やはり、フロントブレーキサスペンションでした。

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ブレーキの効きが弱いため、ブレーキングポイントがどうしても
手前になり、その分ラップが遅くなります。

前車を抜くにも、コーナー手前で突っ込むことが出来ないので、
だらだらと後ろを走るケースも。

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サスペンションは、フロントのダンパーオイルを規定より柔らかめに
交換したのが裏目に出て、小さな凹でも底付きしまくりでした。
また、片側にしかダンパーが内蔵されていない為か、
段差を超える際等に、ハンドルが振れる?ような、
また、スタンディングでステップ荷重で曲がる際にも、
思った通りに曲がらないような、変な感触、違和感が多々ありました。
リアダンパーも抜け気味で、トラクションが掛かりずらい場面も。

◆まだ乗れてない?◆

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一方の乗り手の私は、2stの乗り方、
そして軽い車体故に、荷重の掛け方がまだうまく出来ません。
SL230(4st)よりも数倍カラダを動かさないと、
思うように曲がってくれません。
クラッチの使い方もシフトアップ/ダウンもぎこちなかった。
また、睡眠不足や日射病対策をしておらず、レースに臨む体調管理は
ほとんど出来ていませんでした。

そんな状態だったので、
ベストラップを出したあたりの周は、
凸凹した直線ではスピードを抑え
コーナー前後ではスピードを落とさず
といった感じで走りました。

◆いける?いけない??(上位とのラップ比較)◆

そんな私のベストラップは『8:36.00』 同じクラス(120分Cクラス)の
1位の方のベストラップは『7:26.53』で、
周回ラップの比較はこんな感じ。

sakashita_1-25

5周目にピットインして休憩した私と比べて、
休憩無しで、毎周1分近くラップタイムが早いですね。

同じく、15位の方は『8:00.03』で、
ラップの比較は、

sakashita_15-25

こうなり、ピットイン休憩時のラップを除くと、
ほぼ拮抗しているのが分かります。
※JNCC/WEXのHPで各クラス毎にラップタイムの比較が
出来るようになっています。

◆次レースへの課題◆

これらから、
ブレーキとサスを改善して、
乗り手(これが一番問題か?)が頑張れば、
トップは無理でも、
10位内には入れるかもしれません。

しかし、よくよく考えれば、KMX125は絶版から20年以上経った,
どちらかと言えば、”クラシックバイク”の類い。

素の状態で現代のトレールバイクやレーサー類と対等に戦うのは
私自身の技量では、やはり無理があります。
KDXやKX等の部品を使って改造するという手もありますが、
全体のバランスが崩れてしまうので、
最終的に買い替えできるぐらいの出費が必要になるでしょう。
*今までKMXに費やした修理費用だけでも中古レーサー買えちゃいます。

なにごとも、程々に留めておく方が長続きしますので、
改造”ではなく、”改善”だけにしておくつもりです。

◆どっちがいい?◆

前回はSL230、今回はKMX125でエンデューロレースに参加しましたが、
どっちかというと、KMX125の方がレースに向いているような気がします。

SLよりもパワーがあって、車重が軽いのは、何事にも変えられません。
ただ、サスペンションの問題なのか、思い通りに曲がってくれない違和感
だけが悩ましいところですね。

<<続タイヤインプレ:Vee Rubber VRM-211>>

レースに使用するのが二回目のVee Rubberですが、
今回も特に問題ありませんでした。

フロントのチューブの口金の問題は、
使い回しのチューブが原因ではないかと思います。
もともと、エアが抜け気味だったので、
レース中にもげたのでしょう。

VR-Fr

フロントタイヤ(VRM-211 90/90-21)はまだまだ十分に
ブロックの山が残っています。

でも、
前回の鈴蘭でもそうでしたが、今回も、
以前に履いていたIRC VE-35に比べて、
マディ路面で若干ハンドルが取られる傾向にありました。

ただし、先述したサスペンションの問題と、
もしかしたらレース序盤からパンクしていたかもしれないため、
タイヤのせいではないかも?

一方のリアタイヤ(VRM-211 120/90-18)は、

VR-Rr

ご覧のような感じで、ブロック飛びもありませんでした。
グリップが落ちている感覚はないので、まだ走れそうな感じです。

車重が軽く、パワーのない、2stのトレール125ccだからでしょうか、
パワーがあるレーサーだと、
ブロックの損傷はもっとあるでしょうね。

そんな感じで、私にとってはこのタイヤ(Vee Rubber)、
公道も走れて、持ちがよくて、グリップも良くて、
尚かつ値段も手頃なので、気に入っていたのですが、
最近価格改定してしまい、
定番の「DUNLOP MX51FA」とそんなに値段が変わらなくなって
しまいました。

次回のタイヤ選択は、悩みそうな感じですねー。

リベンジ!?KMX125エンデューロレース参戦記 – レース本番編②


WEX Rd,5 プラザ阪下戦。

今回私が参加するのは、120分のCクラス。
参加台数は30台少々。
JNCCと比べて、ちょっと寂しい状況ですが、
気温も気持ちも最高潮に達した、午後1時過ぎ、
ついにスタートが始まります。

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左手をヘルメットに載せて、フラッグが降られたらスタート!

今回も出だしは抑え気味に。

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コーナーで早速転倒され、後続が詰まる中、アウトから抜け出し、

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初めてのバンクカーブへ。

そこそこ調子よく途中まで走っていたが、

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ガレ場で転倒し、

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ピット前でのTTRさんの声援空しく、

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クラス最後尾で2週目へ。

そつなく周回して、3周目に入る直前、

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TTRさんの目の前でエンスト。。。情けない。
*下半身はTTRさんのものです。

3周目に入るときの順位は、

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28/30位。だれも抜いてないのに、何故か順位が上がってる。。。

ちょっとだけやる気になって、直前でLAPされた、

19(373)

KTMの後ろ(最終順位クラス5位)について、そのままフープスエリアへ。
*青いシャツのカメラマンはTTRさんです。

が、フープス最後で、

20(373)

バランス崩して、コースアウト。

この辺り(約1時間経過)から、
走っていて頭がフラフラする感じがしたので、
次の周にピットインすることにした。

その直前にも、

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頭がボッーとしてコースアウト。
ちょっと、マジでやばいかも。

ピットイン直後、

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マーシャルが心配して駆け寄る程のヤバさです(^^;

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正直、このときは立っているのがやっとの状態で、
目眩、意識混濁、そして恥ずかしながら、失禁(意識障害)まで。。。
これは完璧に熱中症。

失禁しつつ、トイレで用を足し(意味無し)、
大会本部が用意していた氷を首筋に何個も当てていると、
すこしだけ意識がはっきりしてきた。

こんなレースの終り方はしたくない!

という思いだけで、重いカラダを
気合いで動かし、ピットアウト。

でも今の状態では30分も走れないかも。
と思っていたら、神の思し召しか、

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ヌタ場で泥水を貰い、すこし楽になる。
でも、ちょっと泥が多すぎて前が全然見えなくなってしまった。
*ロールオフスクリーン無しのゴーグルを装着していたので。

その後、空が曇り、気温がすこし下がり始め、
しばらくすると、ポツポツと小雨が降ってきた。

あぁ、まさしく恵みの雨。。。

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※ここから先は泥付きレンズでの写真になりますので、ご了承ください。

腕上がりは多少あるものの、前回の鈴蘭とは違い、
握力もハンドルを抑える力もまだ余力が残っている。

ただ、熱中症の症状か、首筋がものすごく痛くなってきて、
ハイドレーションのチューブをくわえながら走ることにした。

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最終ラップの表示が出されて、
最後の力を振り絞る。

しかし、最後の最後で

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ちょっとした段差で男性自身を強打!!して、
もんどりうって転倒(@_@)

すぐ後ろを走っていたマーシャルさん。

”あぁ〜、玉ですか?”

”・・・うぅ、いや、竿です。。。”

”あ、それは・・・(失笑)”

”あともうちょっとだから頑張りましょう!”

と、マーシャルさんに励まされて、

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痛みにこらえてなんとかチェッカー!!

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誰もいないゴールには、
TTRさんだけが私の帰りを待っていてくれました。。。涙

パドックに戻ってみると、

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フロントチューブの口金が無くなって?いて、パンク状態。
いつからこうなっていたのか、記憶がありません。。。

それにしても、

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バイクも、

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人間も、よくここまでドロドロになったもんです(笑)

で肝心の結果は、
25位/31台。
といっても、
私より後ろの順位の方は途中リタイヤされた方達なので、
実質”ビリ” (T_T)

でも今回は、
約一ヶ月、ほとんどバイクに乗れず、
睡眠不足と熱中症でボロボロになりながらも
完走出来ただけでも、良しとするべきでしょうね。

もちろん、
厳しい環境にも関わらず、オーバーヒートせず、
最後まで力強く走ってくれた、KMX125には感謝しなくては。

そして最後に、
今回一緒にレースに参加して頂いたTTRさん。

忙しい中、トランポを出して頂き、
本当にありがとうございました。

参加にあたって、ちょっとだけ背中を押しましたが、
やはり根は好き者なんでしょう。

浜松への帰りの道中、
次のレースに向けての意気込みを語る姿に、
”オヤジレーサー”誕生の瞬間を垣間見た気がしました(^_^)

さて、今回のWEX大阪戦。
JNCCと比べて、ちょっと貧相だったけど、
眠くて、疲れまくって、下半身強打に、
お漏らしまでしてたいへんだったけど、
やっぱり、エンデューロ(クロスカントリー)レースは楽しい!!

これからも、みなさん、よろしくお願いいたします!!

もちろん、「チーム気田川」の構成員も
随時募集中ですよ(冗談)

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リベンジ!?KMX125エンデューロレース参戦記 – レース本番編①


6月30日(日曜)
天候:晴れ
気温:たぶん30℃以上

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JNCC鈴蘭大会のリベンジを果たすべく、
SL230からKMX125に乗り換えて臨む、
WEX(JNCC) Rd,5 プラザ阪下戦。

今回は、TTRさんが「Yamaha TT-R Raid」で
90分クラスに初出場するので、デリカトランポに便乗。

当日の深夜に現地到着。2台のバイクを下ろして、
車内でTTRさんが、私が車外で仮眠(簡単に言えば野宿)を。

私達の後にも到着する参加者がそこそこいて、
ドアの開け閉めで何度も起こされ、ほとんど寝れないまま、
夜明けを迎えた。

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早朝は曇っていた空模様。
朝食を食べ、第一レースの40分クラスがスタートする頃には、

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真夏並みの太陽が覗き、気温はグングン上がっていった。
熱中症は大丈夫だろうか。

40分はあっという間に過ぎ、
TTRさんが出場する、90分クラスのスタートが近づく。

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今回はTTRさんが90分、私が120分なので、
それぞれ、レース時には、ピットで待機するようにした。

上位クラスから順次スタートし、
ついに、TTRさんの初エンデューロレースのスタート。

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※ゼッケン432がTTRさんの操る、Yamaha TT-R Raid(1993年式)
落ち着いた様子で、

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1コーナーへ進入するのを見届けて、
ピットエリアへ戻る。
※ここから先は、写真がほとんどありません。
申し訳ありません。

自分のペースで走るTTRさんを応援していたが、
日陰のないコースにいたため、日焼けして、
軽い日射病になってしまった。

暑くてたまらなくなったライダーが
ピットインしてくるようになった残り30分頃、
TTRさんの走りに疲れが見えてきた。

もしかして熱中症?

初レースというのもあって、ここは大事をとって
ピットインしてもらおうと合図を送るが、まったく反応無し。

もしかして、見えてない??
もしかして、かなり深刻な状況なのでは??

心配になり、次の周回時には、
更に大きく合図を送ったが、またしても反応無し。

たまたま隣りに居た人が、

”見えてないんじゃないの?
もっと大きく合図しよう!”

ということで、次の周に、更に大きく、
そして二人で合図を送るもまたしても無視。。。

”いい大人だから、もう本人に任せますよ”

と親切な隣りの方(旦那さんが走行中)に言うと、

”ここにいる人はみんな子供だよ、子供!
それも大きな子供!”

笑笑、確かにそうだ。

そんな感じで話をしていたら、
トップの人がチェッカーフラッグ!

フィニシャーズロードでTTRさんを迎えて、
初レース、90分間の死闘を労っていると、

”最後の最後で抜いてやったぜ!”

顔を紅潮して話すTTRさん。
その興奮した様子に、

”あ、この人、嵌っちゃったかな”

と、ほくそ笑む私(^^;

さぁーて、そろそろ自分の出番だ。
※TTRさん、お疲れさま!

パート2に続く。。。