宴明けて、
さぁ、鈴蘭戦が始まります! ゆるゆるジェット – JNCC 鈴蘭戦② の続きを読む
諸事情で、1ヶ月遅れになったJNCC鈴蘭戦。
おかげで梅雨入りし、当日の天候も相当怪しい感じ。
バイクを積み込もうとした土曜朝も前日からの雨が残って、
天気予報も微妙なとこ。
これは間違いなく当日は雨だなぁ、ってことで、
ひさしぶりにのんびり週末♪
と思っていたけど、
下道飛ばして、夜9時過ぎには鈴蘭へ(^^;
レスラーHUさんが3時間クラスに出るので
せっかくだからと、とある方が骨折したいきさつなど、
つもる話を肴に夜を明かします。
一夜開けても、前日夜の台風並み豪雨の影響で
路面はドロドロ。
霧の合間から晴れ間が覗きますが、
今日のレースはちょっとやばそう。
早速、受付に行き、車検を受けて帰ってきたら、
既にドロドロ状態(^^
ところで、
HUさんのバイクは、SUZUKIのRMZ250。
今回はCOMPのBクラスに出場。
この日のために、ピストン&リング、
前後ホイールのリム、スポーク全張り替えで、
レースに使うのがもったいないくらいのピッカピカ。
奇麗なバイクにびっくりにしましたが、
もっとびっくりしたのが顔の広いこと。
静岡西部地域では有名なレーサーのピットを廻る後に
ついていって、いろいろお話させてもらいました。
昨夜はよく寝たし、準備運動も万端!
HUさんファミリーにいってくるよ♪と、
さっそくスタート位置へ。
この頃になると、空は晴れて、気温もぐんぐん上がって、やる気も、
というわけにはいかず、いまいち乗り切れないまま、
スタート!!
ウッドチップドロドロコーナーは嫌いなのでエスケープゾーンへ。
雄大な景色を眺めながら走れるのは、
元スキー場コースならでは。
でも、レース中はそんな余裕はないですけどね。
順調に走れるかなと思っていましたが、
そんなに甘くはないですね、ってことで、
みなさん嵌ってるとこで、自分も嵌ります(^^;
SLなら余裕で登れる坂も、
CR85Rだと、てんでダメ。
隣りはSLじゃないけど、蒸気吹いてます。
レースで二回使ったタイヤ、IRCのIX-09Wは
ほんとグリップしません(X_X)
あがいても無駄なので、潔く押して登りますが、
下りでも行き倒れの方多数。
晴れて路面は乾いてきますが、走れば掘れてくるので、
結局全然乾きませんね。
タイヤは今更替えれないので、リアのエア圧を0.3近くまで
落としました。
梅雨の合間の五月晴れで、気持ちいいとこなんですが、
登れないんすよ!
この方は同じミニモトでも4stなんで、まだいい方です。
ここも押して登りますが、
下りは下りでフロントズルズル滑りまくり。
で、ちょっと油断しちゃって、
接触事故です(^^;
よく考えたら、まともな?転倒はこれぐらいだった気が。
下りは最後までいかずに、途中で踵を返して、
また登り。ここも途中で力尽きて、最後は押しました。
このあいだの爺ヶ岳は押す事さえ出来なかったので、
すこしは進歩したのかな?
1周走ってみて、絶対登れないところがあったので、
なんかもう、走りたくなくなっちゃっいましたね(^^;
レースでこんな気分になるのは初めてです。
とりあえず2周目に入りますが、
同じようなところで停まってしまう、ミニモトさんの、
ヘルプするぐらい、テンションがた落ち。。。
スタート地点近くで応援してくれていたHUさんに、
”もう終りですよね?”
って、聞く始末。
1周約30分、たった3周してレースは終了。。。
達成感も疲労感もないチェッカーフラッグも初めて。。。
ピットに戻って、ガソリン抜いたら、3L近くも残ってた(満タンで5Lちょい)。
燃費良過ぎ♪って、喜んでる場合じゃないよね。
ピットインするかも?って、ピットで待ってくれてたHUさんには
ほんと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
ま、終わったことはすっきり忘れて、
HUさんの3時間クラスの応援です!
トップクラスのスタート前。
みなさんエンジンを切ってのスタートなので、遠くで鳴く
蝉の声だけが聞こえる、一瞬の静寂。
さぁ、地獄?の3時間のスタートです!!
HUさんの奮闘は次回へ。。。
鈴蘭高原に行ってきました♪
とりあえず、
完走して、目標達成ですが、
どうしても登れない坂が二カ所ありました。
いろんな方とお話して、
いろいろ考えさせられた一戦でした。。。(T_T)
本編へ続く。。。
SL230での初エンデューロレース。
1周目28位。
2周目26位と、かなり大健闘したものの、
全身全霊、疲労がピークに達し、
3周目序盤で立て続けに転倒。。。
自分一人で起こせなかったので、
ギャラリーの方に手伝ってもらいました。
*ありがとうございました!
転倒の間のほんのひと時の休息で、
体力がすこしは持ち直したのですが、
下りのキャンバーコーナーで、
無念の転倒。
フラフラになりながら、SL230を起こして、
さぁ、行くぞー!
と思いきや、
あれ?
クラッチレバーがない???
転倒の際に打ち所?がわるく、
クラッチレバーが折れてしまいました。。。
どうしよう?
というよりも、とにかく疲れて放心状態で、
他のライダーが通過していくのを
暫し呆然と眺めていました(^^;
すこし冷静になったところで、
クラッチレスで行きまいか!(遠州弁)
ギアを1速にいれたまま、
スターターを廻して勢いで再スタート!
とにかく、このままで終わるのは嫌だ!!
という気持ちで、
クラッチレスで本部前まで戻ってきました。
で、3周目の順位は、
51位。。。
あれだけ転倒して、休憩?していれば
しょうがない順位です。
スターティンググリッドを過ぎて、
さぁ、仕切り直しの4周目です!
疲労のピークはとっくに過ぎていますが、
人間、やれば出来るものです。
前を走っていた、YZ?WR?をコーナーで抜きかえし、
またも転倒。。。
さっきと同じパターン。
立ち上がって走りだしても、
また直ぐ転倒。。。
起き上がって、
再スタートしようとスターターを廻すと、
キュルキュル、、、キュ、、、ル、、、、
あぁ!!万事休す!!
バッテリーが上がってしまいました。。。
何回も転倒して、ギアを入れたままセルを
回したので、上がってしまうのも当然です。
それに、
SL230を購入した際に新品にしてもらった
バッテリー。
そろそろ寿命かも、と思っていたので、
レース続行はもう無理だと思い、
近くにいたオフィシャルの指示に従い、
バイクを降りてコースを下ります。
初レースでこの終わり方ってありかよぉ〜。
と、嘆きつつ、
マディ登りで頑張っている他のライダーを
ぼんやり眺めて、レースが終わるのを待つことに。
ん?
待てよ?
時間置いたら、バッテリー持ち直すんじゃない?
ってことで、
私と同じように辛いながらも頑張って走っている
他のライダーに感化されて、私も、
never give up!!
蘇ったバッテリーで再スタートが出来たものの、
今度はシフトが2速に入らない。。。
シフトペダルが曲がってしまったか。。。
クラッチレス、1速固定。
そんな状況でも、SL230と供に最後まで走り終えたい。
抜かれたっていいんです!
転んでも、
転んでも、
ゴールまで辿り着きたい一心で、
再び走りだします。
下りで半クラッチが使えないので、
今までクリア出来ていた
このプチヒルクライムも、
頂上手前で失速、転倒。。。
ここでも親切な方にひっぱりあげてもらって、
なんとかコース復帰。
*ありがとうございます!!
でも、
もうヘロヘロ、バテバテなんで、
転びまくりです。
後ろのライダーさんに、
”大丈夫!行ける、行ける!!”と、
もう疲れて動けないと思っていた体に
喝を入れてもらっても、
SL230を起こすだけで精一杯。。。はふぅ。。。
いろんな方に励まして、助けられながら、
ついにチェッカーフラッグ!!
ゲートの後ろには、
暖かい拍手ロードが。。。
でも、腕に力が入らず片手運転が出来ません。。。
自分のパドックに戻り、
隣りのパドックの方とお互いの健闘、苦闘?を
労い合って、SL230での初エンデューロレースが
終わりました。
ゴールした時点で自分の順位が分からなかったので、
トランスポンダーを受け付けに返却して、
「出走証明書」を貰います。
結果は、78位/103台。。。
出走証明書には、ラップタイムと順位の変動の
グラフもあり、3周目から右肩下がりに
なっているのが一目瞭然。。。
自分が出たクラスのあとに行われた、
ワークス体制のトップライダーの
走りに魅了され、帰路に着くころ、
空からぽつぽつと雨が振ってきた。
とにかく疲れた、SL230での
初エンデューロレースでした。
次は?
もうすこし体を鍛え直してから、
考えます(^^;