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県境の林道群探索!!鳶ノ巣/大日/川宇連線


”本当の進歩、そして本当の喜びは、危険を覚悟で今までとはまったく
違うことをやることでこそ、手に入れられるものなのだ。”

ティボール・シトフスキー

またまた前回からの続き。

愛知県道505号あたりの林道を探索したあと、
442号を朝霧湖方面に北上します。
その前にちょっとトイレ休憩です。

暫く走ると、鳶ノ巣山への案内板が道ばたに建っているので、
そこを右折します。

三叉路も案内板とおりに曲がります。

右に曲がると、すぐダートが始まります。
ほぼフラットで走り易い路面です。

暫く走ると愛知静岡県境に辿りつきます。
写真は愛知県の東海自然歩道の案内図。
今来た道を振り返ってみます。いい感じですね。

林道脇にちょうどよく休憩所があるので、すこし早いですが、
昼食を摂ることにします。

食後の一杯を頂きます。
がっつり食べて飲んだあとは、
この県境から延びている、「林道 向久保六田沢線」を
探索します。

路面は最初から荒れ気味ですが、バイクのタイヤが通った後が、
ところどころ残っているので、進むことにします。

四輪の轍がなくなり、一輪?だけの轍になっていきます。

もしかしてこの林道は地元オフローダーの間では有名なのかしら?
しばらくすると、道路は薮漕ぎ状態に。

そういえば、県境から道路脇にところどころ、
白いティッシュが括り付けられていました。

登山の道しるべかも知れませんね。
そしていつもの土砂崩れ。

なんだか、行く先どこもこんなのばっかりのような気が
するのは気のせい??

バイクが通った後があったので、”ゆっくり”進んで
いきます。が、、、あらら、


転倒してしまいました。イテテテ。足が挟まって
抜けないよぉー!

ゆっくり過ぎて、落石と木を乗り越りこえられず、
足が地面に着かなかったのもあって、思いっきり
バイクに右足が挟まれてしまいました。

がっつり挟まれて、まったく身動きできません。

ヤバい!!もしかして、自分の人生ここまでか!?
様々な思いが巡るなか、写真を撮ってなんとか足を引っこ抜きます。
危機から脱出してまず一息。。。

崖側の盛り土が壁となっていたので、谷底への転落は
免れましたが、かなり冷や汗もんでした。

バイクを引き起こして、現場から離れたところに置いて、
さらに一息。ふぅ〜。

冷静に転倒した原因を振り返ってみましょう。

1、生の木枝と大きな石に乗り上げてしまって、バイクが変な
タイミングで跳ねてしまった。


2、バイクと地面の距離が通常より高くなり、足が着かなくなった。

3、バイクが傾き、転倒。。。

バイクが跳ねるのを嫌がって、アプローチスピードが
遅かったのも原因のひとつでしょうね。

それでは何故、バイクが跳ね上がってしまったのか。
もっとも根本的な原因は空気圧でした。

前回、霧山でパンクした経緯もあって、今回は空気圧を下げずに
走行していました。(前:1.3、後:1.5)
せめて、前後とも、1.0ぐらいに下げていれば、転ぶほどバイクが
飛び跳ねることはなかったのかも知れません。当然、パンクする
可能性は高まりますが。。。

幸い、ほとんど停止状態で転倒し、自分の体が緩衝材となったので、
バイクの被害はまったくありませんでした。

挟まれた右足は、オフロードブーツを履いていたおかげで、
100キロ近いバイクに挟まれても、擦り傷一つありませんでした。
とはいえ、状況によっては、崖下転落。

↓↓↓ この映像のように ↓↓↓

やはり林道のソロ走行はかなり気をつけないといけませんね。
※もしどうしてもソロで行くのであれば、家族、友人等にどこそこに
行くから、何時まで連絡がなければ警察に届けてくれみたいな、
登山でいうと、入山届けみたいなのを個人的にやっておくことをお奨めします。

さて、まだ心臓がドキドキしていますが、
気を取り直して先に進みましょう。

土砂崩れも多々ありますが、一度転けたら、あとはどうにでもなれ状態。
どんどん進みます。

というか、転倒した場所よりも、こっちの方が状況厳しいですよね。
でも、難なくクリア。
そうこうすると、路面状態が奇麗になってきました。

暫く走ったら、愛知県道505号に繋がります。

  向久保六田沢線

このまま県道を走って、鳶ノ巣山の県境まで行くことは可能
ですが、ここは男。戻りましょう。
戻りの道は、行きよりも全然楽に通過できました。
一回通っていて、状況が分かっていますもんね。

で、再び静岡愛知県境に。

愛知県の東海自然歩道の案内板の横に、ひっそりと
林道表示があります。

「林道 鳶ノ巣線」

さっきの転倒ですこし気落ちしていますが、
心機一転、走り抜けましょう!
路面状況は向久保六田沢線とは大違い。

幅も広く、非常に走り易いです。

景色も開けている箇所があり、開放的です。
途中、「鳶ノ巣山」への登山口があります。

作業していた林業関係の方に挨拶して、先に進みます。

伐採が行われていない場所はさすがに枯枝が路面に
積もっていますが、さっきの道と比べるとラクチン。
結構飛ばせますよ。

この林道は、東海自然歩道も兼ねているためか、
道路脇に休憩所がいくつも設置されています。

支線がいくつか延びています。

どれかが、天竜の舞木林道に繋がっているかも。。。
後日調査してみましょう。

暫く走ると、三叉路になり、ここで「林道 鳶ノ巣線」は終了です。

  鳶ノ巣線

この三叉路から左に行くと、「林道 大日線」
右に行くと、「林道 川宇連線」になります。
それではまず最初に「林道 大日線」に行ってみましょう。

と、またまた長くなってしまったので、今回はここまでにしましょう。
おつかれさまでした。