SL&XR230ハイブリッド軽量化

壊れたついでに軽るくしちゃおう！

このあいだ、

壊れてしまった、XR230のライト。
調べてみたら、純正部品の在庫はあるものの、
価格がなんと！¥16,000円over！！
フロントカウルと併せた価格じゃなくて、
ライト一個でこの値段とは、ホンダさん、
ちょっとボリすぎじゃない？

言い値で買うのも癪なので、
この際、以前から感じていた
フロント廻りの軽量化も併せて
軽くイメージチェンジをしてみました。

フロントがすっきりした、XR230君。

前から気になっていた、ロアブラケット。
SL230と比べてみると、どう見ても、重そう
なので、これをSL用ブラケットと交換します。

フロントフォーク、ハンドル類を外して、
ベアリングを外そうとしたら、

うはぁ、これはちょっとヤバいかも。

やっぱり。
グリスっ気がほとんど無く、

ボールベアリング全体が茶色くなっています。
白いグリスは新車時のものなので、
たぶん、一回もグリスアップされていなかったようです。

案の定、

レースに腐食発見。

裏側のレースにも腐食箇所がありましたが、
今回はパーツの在庫がなく、脱着、装着用SSTも
考えていなかったので清掃、グリスアップに
留めておきます。

XR230のロアブラケットを取り外したら、

SL230との重さを比較をしてみましょう。
＊上：XR230、下：SL230。

XR230「1.82kg」

SL230「1.16kg」
なんと、「760g」もの差がありました。
やはりアルミと鋳物、重さの差は歴然です。

XR230は、ロアブラケット以外にも、

キーシリンダーの重さが
SLの比じゃありませんでした。
（上：XR230、下：SL230）
重量は測りませんでしたが、
ロアブラケットより、手で持った重さの違いが
はっきり分かるぐらい、差がありました。
どうして、こんなに重くしちゃったのかな、XR230。

ついでなので、ボルト類の重さも
測ってみましょう。

トップブリッジ、ロアブラケットの
フロントフォーク取付ネジ。
（左：XR230、右:SL230）

SL230「約18g」

XR230「約15g」
XR230用ボルトの方が気持ち軽いので、
こっちで取付けしましょう。

フロントフェンダー取付けネジ。
（左：XR230、右：SL230）

SL230「約10g」

XR230「約6g」
微々たるもんですが、
こちらもXR230の方が軽かったです。

ハンドル固定クランプ＆ボルト
こちらはSL230。

「70g」

一方の、

XR230用は、

「約62g」

どうやら、ボルト類は総じて
XR230の方が軽く作られているようです。

ブラケットとボルト類の組み合わせが
分かったので、

秘蔵？のオメガグリースを、

これでもか！というぐらいに、
詰め込んで組上げます。
＊ちなみにカラーの長さは
SL、XRともにまったく同じです。

組み上がった、
SL230とXR230のいいとこどりの、
ハリブリッド軽量化仕様。

ちょっと心配だった、

XR230のフェンダー取付部の段差も、

SL用のロアブラケットの形状と
ばっちりでした。

紛失してしまった、
ピボットレバーのバネを取付けて、
最後の追い込みに入ります。

新しいフロントカウルと
ウィンカーの位置確認。
残念ながら、ウィンカーの位置が
ブレーキホースと干渉するため、
このままでは装着不可。。。
打開策が見つかるまで、純正仕様でしのぎます。

新しいフロントカウルのライトバルブは、
珍しい「S2」規格なので、ハーネスを延長させて、

純正の「H4」コネクターに平端子を
突っ込ませます。
どしゃぶりの時は走るな！仕様です(^^;

最後に、

メーターケーブル用ギアを取り外し、
メクラカラーを取付け、

XR230、復活です！！
純正の姿を意識した、渾身？の作です(^^;
ライトはプラスティックレンズなので、
純正のガラス製と比較して、相当軽くなっています。
＊実はSL230もプラスティック製でした！

メーター類もごっそり取り外し、
激安サイクルメーターにしました。
バックライトが無い以外、
機能的に十分使えそうです。

暗いけど、ライトもちゃんと灯きましたよ♪

正確には測っていませんが、ロアブラケット、ライト、
メーター類を交換、取り外しているので、純正と比較して、
2〜3kgは軽くなっているかと思います。
どれも、車軸より上の軽量化なので、体感できそうな
気がするんですが、どうかなぁ。

早速明日走っちゃう？
あ、雨だった。。。