カテゴリー別アーカイブ: 長野・南佐久周辺

関東のロングダートを日帰りで走りに行こう!!②


ちょっと間が空きましたが、
前回からの続きです。

林道 西名栗線」を走り終え、
林道標示を撮影しようとしたら、

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林道名が変わっていた。

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林道 人見入線

どうやら、私がバク転したところで西名栗線が終り、
合流したダートが「林道 人見入線」みたい。

終点からリエゾンをすこし走って、
次の、「林道 焼山線」の入り口に到着。

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ここはエルツベルグか!?

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っていう感じの採石場を過ぎて、ちょっと調子に乗り、

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転倒寸前。。危なかった。

狭い登りを進んでいくと、
尾根付近で、開設中の崩落林道に折れて、

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晴れていれば、景色が良さそうな、

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快適フラットダートを走り、

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林道 二子線」も併せて走行完了!

ところで、この林道に設置してあったガードレール。

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めちゃくちゃ手間が掛かってます。

昼食を挟んで、つぎに向かうは、

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林道 御岳山線

その入り口付近で

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団体さんに遭遇。

当たり前だが、浜松と比べて
オフロードバイクに遭遇する確率はとっても高い。

この林道は標高500mぐらいから、
一気に1000m近くまで登っていく。

林道入り口からダートが始まり、路面は、

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大名栗線、西名栗線と比べて、
すこしフラットになった感じ。

浮き砂利もあまりなく、走り易かったので、
一気に、頂上付近のトンネルまで登っていく。

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トンネルを抜けてすこし走ると、
絶景ポイントがあるとのことだったが、

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やはり雲が厚くて、景色がすぐれず、かろうじて、
秩父市街を覗ける程度だった。

撮影スポットから下り勾配になって、

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御岳山二号線」の分岐を過ぎ、里まで、ここも一気に下る。

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この林道も距離がそこそこあり(約14km)、適度にガレいて
とても楽しかった。

走り終えた余韻に浸かる間もなく、

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下を見るのも恐ろしい、ループ橋を通って向かったのは、

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中津川林道

オフロードや林道にすこしでも興味がある人なら、
一度は聞いたことがある名前だと思う。
自分もなんとなく、いつかは走ってみたいなぁ、と
思っていたので、とってもワクワク。
っていっても、今は林道じゃなくなって、秩父市道に
格上げになったようだ。

この林道も、
埼玉、長野県境の三国峠まで、約900mの高度を一気に
駆け上がる、豪快なダート。

「彩の国 ふれあいの森」の施設を過ぎて、
舗装路はダートへ変わるのだが、

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降りてきた同業者はカッパを着込んでる?

と、思っていたら、

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ついに空から大粒の雨が降り出してきた。

カッパを着ようと思ったが、上着が見つからない。
ここで、道中カッパを落とした事に初めて気がついた。

通り雨っぽく、
速乾性の上着を着ていたので、上はカッパ無しで強行する。

案の定、暫く登っていくと、

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雨は止んで、ほっと一息。

それにしても、この林道は小さい石がゴロゴロしていて、
決して走り易い路面ではなく、
初心者にはちょっと厳しいかもしれない。
実際、途中でBMWのGSが転倒して不動になっていた。

麓で降った雨が嘘のように、

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標高が上がるにつれ路面はドライに。

ガレた、山岳林道然りのダートは更に高度を上げて、

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ついに、念願?の「三国峠」に到着。

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標高1700mの峠は下界と違い、ひんやりと気持ちよい。

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やはり、中津川林道は既になく、秩父市道になっていた。

峠到着直後は、太陽が覗けるほどに晴れ渡ったが、
そこは2,000m近い頂。
すぐに霧が発生してきて、やはり山の天気は変わりやすい。

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峠の長野県側では、既に何台かの同業者が

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登頂されていて、お互い暫しフリートーク。

ところで、既にご存知の方は多いと思うが、
残念なことに、三国峠の長野県側は完全鋪装。

ここから、本日最後のメインディッシュ、
林道 川上牧丘線」の入り口まで、
600mほど、舗装路を下る。

その下った麓には、
サニーレタスが大量群生!!

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Activeさんによると、この川上村は
レタスの一大産地とのこと。

出稼ぎ中国人労働者が働くレタス畑を走っていくと、

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どこかで見たことがある分岐に。

ここを左に曲がっていくと、
林道 川上牧丘線」が始まる。

聞けば、かなりのガレ路面で
そして、この林道は日本一標高が高いところを
走り抜けるらしい。

林道物知り博士がガイドをしてくれると、
いろんなことを教えてもらえるのはありがたい。
事前情報を聞いて、ワクワク感が更に高まる。

浜松近辺の林道ではまず見れない、白樺の森の中を

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突っ切る舗装路を暫く走っていくと、
路面はついにダートに変わる。

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初めはそうでもなかったが、
右へ左へ、何度もトラバースしたダートを
登っていくうちに、路面は次第にガレ気味に。

長いダートなので、ところどころ停まって、

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TKさん、

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Activeさん+通りすがりの方を撮影。

撮影が終わって走りだすと、暫く先で

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今度は誰かが停まって、走り去る他の仲間を撮影。

道中、

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互いに撮り合う様は、ちょっと異様だったかも(^^;

それにしても、この林道。

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標高が上がるほどに、ガレ度が増して、走り応え十分!

そんなガレた路面と格闘しつつ、

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ついに、長野と山梨の県境、「大弛峠」へ到着!

着いてびっくり、なんとここは、

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標高2360m!!

静岡近辺の山でいうと、「黒法師岳」とほぼ同じ標高。
すごいところまで、道を作ったもんです。
どおりで、タバコが旨いわけですな(‘ー`)y━~~

しかし残念ながらこの林道も、

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峠より山梨側は完全鋪装。

で、当たり前だが、登ったら、下る。
標高2360mから、500mにある道の駅まで、

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約2000m一気に下る。

日没まで間もない、ということもあり、
ステップを削りながら、ガンガン下る。

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麓の道の駅に到着する頃には、
タイヤのサイドブロックがいくつかちぎれていた。

午後6時前
巨峰アイスクリームを頬張ったあと(これがめちゃくちゃ旨かった!)、
今日一日、案内して頂いた、Activeさん、TKさんに
再開を誓い、お礼を言って、急いで浜松への帰路につく。

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午後11時前
途中、身延や清水あたりで通り雨に逢いながら、
なんとか浜松の自宅に。

午前3時前に出発したので、トータル20時間。
休憩時間は全部併せても2時間にも満たないだろうから、
高速、ダート、一般道併せて、18時間走り抜いたことになる。
総走行距離は、約680km。

帰宅後、すぐに眠くなると思っていたが、
体は相当疲れているはずなのに、やたらと精神が昂っていて
なかなか寝付けなかった。

今回、久しぶりに他府県の、それも関東圏の超有名林道を
走ってみましたが、どれもそこそこガレていて、
静岡西部の林道がいかに走り易いか、改めて知るいい機会になりました。

Activeさん、TKさん、一日お付き合い頂き、
ほんとうにありがとうございました!!

またお邪魔しますので、次回もよろしくお願いします!
あ、次回は自走&日帰りではないですよ(^^;

<<走行林道一覧>>
1、大名栗線 約21km
2、西名栗線 約8km
3、人見入線 約3.2km
4、焼山線  約3.4km
5、二子線  約3.7km
6、御岳山線 約14km
7、中津川林道 約18.9km
8、川上牧丘線 約28.7km

トータル:約180km(リエゾン区間含)
ダート割合:約30%?

PS:静岡西部でも、「林道マラソン」やってみたくないですか?