カテゴリー別アーカイブ: 福井・嶺南周辺

越前・温泉林道キャンプツーリング③ wtih KLE500


キャンプツーリング三日目。

3-1

本来、今日の予定は
天橋立まで足を伸ばし、そこでキャンプをし、
竹田城を廻って帰路につくはずだった。

しかし、
スマートフォンの予備バッテリーがなくなり、
おまけに、コーヒーの豆もなくなってしまったので、
予定を変更し、最終日にすることにした。

3泊以上のキャンプツーリングだと、
やはりバイクに電源ソケットを取り付ける必要がありそうだ。
豆ももっと持ってこなくては。

エスプレッソ一杯だけ飲んで、

35

一路、海岸を目指す。
今日も天気は最高。

36

錆色の路面に、融雪施設が道路に埋め込まれている、
懐かしい北陸の路。
そこかしらにあるお寺から漂う、お香の匂い。

37

雪が積もらないように工夫された信号機。

日本だけど、異国に来たように感じる、
この瞬間がとても楽しい。

38

なかなか見つからなかったコンビニを
やっと見つけて、軽い朝食。
暖めてもらったはずのハムチーズサンドは、
何故か冷えたままだった。

39

久しぶりに見る日本海にちょっとドキドキする瞬間。

狭い、路地裏のような海岸線沿いの国道を南下していくと、

40

素晴らしい景色が飛び込んでくる。

もちろん、

41

越前カニの大きな看板も。

42

幻想的な海岸線の奇麗なグラデーション。

初めて走る道は、見るもの全て新鮮で心が踊る。

43

透き通った海水にはびっくり。
お盆だというのに、海水浴人もたくさん居た。

海岸沿いをひたすら走り、向かった先は、

44

今回の旅のもうひとつの目的。

45

林道 若狭幹線」を走ること。
それも、荷物満載のKLE500で。

46

起点と思って入ったところは違っていて、
途中から林道に合流。

47

飛び飛びダートの脇から、ちらっと若狭湾が見渡せる。

KLE500での初めてのダートに、
すこし緊張しながら進んでいくと、

48

最高の絶景に出会えた。

路面は浮き砂利が多く、走りづらかったが、
この景色を見たかったので、大満足。

55

重量級バイクでのダートの走りに慣れてくると、
意外に安定して走り易いことに気がついた。

49

50

ダートの割合は多く見積もって半分ぐらいだろうか。

こんないい林道なのに、
道中一台もバイクは勿論、四輪にも遭遇しなかった。
まぁ、こんな暑い日にダートを走るのは自分ぐらいだろう。

目的を全て達成したあとは、

51

一路、浜松を目指す。

52

道中にある、道の駅で休憩しつつ、

53

水分補給。

バイクに乗っていると、自分でも気づかないぐらい、
水分が汗で蒸発しているので、こまめに休憩。

54

国道365号線に並走する、快適な道をひたすら走る。

55

三重に入り、いなべに差し掛かった頃、
雲行きが怪しくなってきたが、幸いに降られることなく、
桑名から湾岸に乗り、

56

あっというまに東名、浜松SAに。

結構な数のバイクが停まっていたが、ナンバーを見ると、
どれも浜松ナンバーで、ライダーも皆私より数回り年上の方
ばっかりだった。

夕方の6時過ぎに浜松の自宅へ到着。
朝7時前から走り通しだったが、疲れはあまりなかった。

やはり長距離のツーリングは、
排気量によって疲れ方が格段に違うようだ。

56

今回のツーリングは2泊3日で約1000km走行。
山道が多かったので、燃費は20〜25kmぐらい。

高速、一般道、山岳路、そしてダートと、
いろんな状況の路面を走ってみたが、
KLE500はどんな場面でもそれなりに走ってくれて、
自分のイメージするツーリングにぴったりだった。

久しぶりに、
初めて走る道や街に感動した、
とても楽しい、最高なツーリングだった。

さて、次はどこに行こうかな?

越前・温泉林道キャンプツーリング② wtih KLE500


キャンプツーリングの二日目。

気持ちよく目覚めて、

9

とはいかず、
昨夜油断してしまい、両手、両足とも、
ブヨに刺されまくって痒くて
あまり寝れなかった。。。

エスプレッソとパンで軽く食事を摂ったあと、

10

快適な権兵衛峠道路へ。

11

快晴の空と緑萌える山のコントラストが美しい。
でも気温は30度超え。

12

野麦峠スキー場近くで休憩。
標高が高くても気温は高く、
停まると汗が一気に吹き出してくる。

13

R158号のバイパスではない方を通り、

14

長野・岐阜の県境、安房峠へ。

勾配がきつく、
300kg近い重量のKLE500を停めて
写真を撮る余裕がなかったのが惜しかった。

わざわざ、旧道を通った訳は、

15

今回のツーリング最初の温泉、
平湯温泉「神の湯」へ入るため。

16

男湯だけ通りから丸見えには驚いた。

まぁ、それはさておき、
平湯温泉は、以前入った「ひらゆの森」以来。
久しぶりの硫黄臭漂う、温泉らしい?温泉で
入る前からワクワクしていたが、
その期待を裏切らない、非常に良いお湯。

源泉自体は多分無色だが、
空気に触れるとすこし白濁して、より雰囲気が増してくる。
舐めると、ほろ苦く、柑橘系の味。
湯船の中では湯の花もちらちら舞っている。

その湯船は露天しかなく、10人入れるかどうか。
シャンプー、ボディソープがあったのは嬉しい誤算。

男湯の入り口の前には東屋があり、
近くを流れる渓流の水の音を聞きながら、
火照った体を冷ましていると、
時間の流れが停まってしまう。

「ひらゆの森」もいいけど、
ほどよく鄙びた感が非常に心地いい温泉だった。

温泉を出たばっかり、というのもあるが、

17

標高1400m近くあるのに、非常に暑い。
下界は更に暑いのだろう。
道が混まなければ嬉しいが。

上高地へ向かう、たくさんの登山客を尻目に、

18

東へ向かい、

19

すごい人出の高山市内をスルー。

20

屋根に桃?
へんてこな新興宗教?施設も過ぎて、

21

最高のワインディングロード、せせらぎ街道を快走。

盆踊りまっさい中の郡上八幡を抜けて、

22

国道256号線へ進み、

23

徳山ダム横に突き当たる。
噂通りにでかいダムだった。

ダム沿いの国道417号線を北上していくと、

24

25

いつのまにか国道は、「林道 塚線」に。

林道 塚線」を進んでいくと、

26

林道 冠山線」との分岐に。

左の「林道 塚線」は途中で崩落があり、現在でも通行不可能。

27

一方の「林道 冠山線」は全線鋪装済みだが、
相当険しい道らしい。

実は、今回の旅の目的のひとつが、この林道を走ること。

欲張り過ぎて、
この時点で時刻は午後5時を廻っていたので急いで登る。

が、

28

まさに断崖絶壁の路。

鋪装してあるものの、ガードレールはなし。
谷側の木々は場所によってほとんど無いので、
なにかの弾みで路肩から落ちると、気持ちよく逝けるだろう。

高所恐怖症の私は、崖下を見ないように、
目の前の道に意識を集中して、

29

なんとか、峠まで辿り着く。

恐る恐る登ってきたため、思ったより時間が
掛かってしまった。

雲一つない最高の天気で、周囲の山々が見渡せるのだが、
陽が傾いてくると、一気に暗くなるので
急いで降りることにした。

だが、

30

福井県側の下りは更に恐怖だった。

というのも、左側通行の下り。
そう、走行車線が谷側になってしまい、
いい歳をして、泣きたいぐらい怖かった。

やっとの思いで下山して、
道路沿いにキャンプ場の案内があったので、

31

時間も遅いので、ここに泊まることにした。

志津原キャンプ場
夏休み中もあって、ファミリーキャンパーがたくさんいて、
ちょっと場違いの感もあったが、

32

さっさと設営して、

33

本日、二つ目の温泉、「渓流温泉 冠荘」へ。

平湯温泉のお湯は温泉ぽくていいのだが、
硫黄分の匂いが真夏の時期にはちょっと強過ぎ。

そういった意味で、
この温泉(ナトリウム・炭酸水素塩泉)は、
無味無臭でヌメヌメ、ツルツル系なのでちょうど良かった。

残念ながら、露天は狭く、そこだけ温泉でなかったが、
お湯の感じは南信州の温泉と同じく、湯上がりの肌はツルツルで、
とても感じの良い温泉だった。

買い出しに寄る時間がなかったので、
レトルトカレーで夕食を摂り、
いつものようにエスプレッソにウィスキーを入れて飲む。

花火や虫取り、子供達の賑やかな声を聞きながら、
今日も早めに床に就いた。。。

パート③に続く。

越前・温泉林道キャンプツーリング① wtih KLE500


グーグルマップを何げなく見ていたら、
気になる場所があったので、早速行ってみた。

いつものように、

1

R152号線を北上し、一気に、

2

しらびそ峠へ。
夏休みまっただ中なのに、車が少なく、
初めてベストな撮影ポジションをゲット!

しらびそ峠から、

3

再びR152号線へ戻り、

4

高原チックな地蔵峠を過ぎ、

5

町内に信号がない、超気持ちいい路が続く、
大鹿村へ。

自宅を出たのが遅かったので、

6

これまた毎度の「鹿嶺高原」にて前泊。
前日夜はすごい人だったらしいが、
私が着いた頃には閑散としていて、
東屋横のベストポジションをゲット!
今回はしらびそ峠からラッキー続き。

7

夕食は簡単に、
ズッキーニを炒めて、レトルトカレーで。
ウィスキーのエスプレッソ割の寝付け酒を飲んで、
早めに就寝。

もちろん、夜中に起きて、満天の星空の中で流れ星を鑑賞したのは
言うまでもありません(^_^)
なんか、今までになく、
全てがめちゃくちゃ最高なんですけど。。。

パート②に続く。。。